人間関係

差出人のない封書

往来庵の菊地克仁です。誰にでもある潜在能力の引き出し方をお伝えしています。

いつも私のメルマガをお読み、どうもありがとうございます。

一時期まで、私のところに、

差出人のない封書が送られてくること

が、よくありました。私の住所、会社名、役職、氏名などは正確なのですが、封筒の裏側の差出人の欄に何も記載がないのです。開ければ差出人はわかるようになっていましたが。

この場合、

差出人は、何を考えているのでしょうか?

以下の2つの理由が考えられると思います。

1.失念して差出人名を書き忘れた。

2.故意に差出人名を書かなかった。

1.の場合、単なるミスなので特に触れることではないでしょう。誰にでもミスはありますから。

2.の場合、「なぜこんな方法で、敢えてお金をかけて郵送するのか?」という疑問が生まれてきます。

差出人名がないことで、受け手側に起こることを考えてみます。この封書を受け取った側は、

「何だろう?」「誰からだろう?」

と、少しの不安と好奇心から封を開けて、中を読むことでしょう。

まさにこの方法は、「読んでもらうチャンスを生む!」という効果を狙ったものだとわかります。

「善意の人に封筒を開けさせる」という目的を叶えるためには、確かに、実に手っ取り早く、確実な方法だと言えるでしょう。

でもこの差出人は、受け手側が次のような疑問や思考を持つことを知らないようです。それは、

「なぜ、この方法を敢えてするんだろう?」

ということです。最初のうちは単に「書き忘れたのかもしれない」と善意に受け取ることが多いように思います。

ただ、何度も同じパターンの封書が、特定の団体の人から送られて来ると、「なぜ、こういう出し方をするのだろう?」と考えてしまうのは、私だけではないと思います。

とにかく封を開けてもらうために、差出人なりに、

苦肉の策を弄しているのでしょう。

この方法は、個人が考えたものではなく、彼らの所属している団体が会員に知恵をつけていることもわかります。なぜなら、異なる方々から同じパターンの封書が、何通も私に届いた時期があったためです。会員の方々は「効果的な勧誘方法」のひとつとして、どなたかの指導の下で、同じようにやったのでしょう。

確かに受け手側は、

「封を開ける」という行為

に及ぶので、確かに当初の目的は果たしています。でも受け手側が同時に、

「団体名を明記したら読んでもらえないことを、   自らも、ちゃんと知っているんだな!」

という思考に発展するであろう疑問を、なぜ持たないのかよくわからないところです。

差出人個人は所属団体からこの方法を指示されているのかもしれません。もし差出人に少しでも常識的な視点があれば、結構な精神的負担を伴っていることも予想できます。少なくともこうした封書は、

自分が本当に大切にしている人には出せない

でしょう。本当に「お粗末な結果」を生むための無駄遣いだと思いますが、この団体にとって、何らかの結果を生んでいるから行われたのでしょう。

ここで話は変わりますが・・・

以前、ある全国ネットのTV局が、番組のクライマックスに差し掛かる直前にコマーシャルを入れて、視聴者がコマーシャルのときにチャンネルを切り替えないよう、画策したことがありました。確かにこの方法は功を奏し、次の場面が観たい視聴者がコマーシャルタイムにチャンネルを切り替える率が減りました。視聴率が維持できたことで、TV局の思惑通りになったそうです。

ところがその後、いろいろ調査した結果、この方法は、

TV局側自身が自粛することになりました。

なぜかというと、コマーシャルを出している企業に対する視聴者の感情的な印象が、非常に悪化する、ということがわかったためです。

番組のクライマックス直前に突然「おあずけ」をくわされて、コマーシャルを強制的に観せられる視聴者に生まれるネガティブな感情を、これを企画した人間はまったく考えていなかったのです。

「コマーシャルの視聴率」という視点では、確かによい成績を収めましたが、TV局にとって、一番大切にしなければならない「スポンサー企業に対する視聴者の印象」を、非常に悪化させることになったワケです。

つまり、スポンサーはTV局にお金を払って、視聴者からの「自社の印象」をわざわざ悪化させていたことになります。視聴率という数字的、短期的な結果だけで考えれば、正しい判断だったのかもしれませんが、これでは本末転倒ですね。

このように「一方向からの短期的な観方」が「お粗末な結果」を生んでしまうことは、他でもいくらでも起こることかもしれません。

今回は、こうした事例と同じような印象を受けたある団体が出している「差出人のない封書」の話でした。

今回は少し長くなってしまいました。最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

 

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