往来庵の菊地克仁です。
いつも私のブログをお読みいただき、どうもありがとうございます。
つい先日ですが、
「みんなもそう言ってるし、○○すればいいんじゃない。」
という友達の表現を聞いたときに「え!?」と違和感を持つことがありました。
この表現って、ものすごく曖昧で、不確かなものですよね。
かく言う私も、今までにこの表現を気安く使ってきました。何となく簡単で便利な表現だからです。「多くの人たちと同じ意見や考え方の私」という意識から出る言葉だと思います。
そこで不思議なことに気がつきました。
例えば、仲間たちと集まって話しているうちに、コロナ禍が収まったら、みんなでどこに行こうか、という話になったとしましょう。
どこにするという話合いの中で7割の仲間たちが「日光に行こう」と言い出しました。「そうだ、日光に行こう!」です。次にこの7割の仲間とあなたは二次会に行きました。
その二次会では「日光へは東武鉄道で行こう!」というあなたの提案に7割の人たちが賛成しました。
この二次会まで参加していたあなたは「東武鉄道で日光に行こうってみんな言ってるよ!」と言いたくなるでしょう。これは感覚的には自然な流れかもしれません。
でも冷静に考えてみてください。
「日光に東武鉄道で行こう」と言っている人は、
(日光に行く)7割×(東武鉄道を使う)7割=49%
です。過半の51%の人たちは「日光に東武鉄道で行く以外の案がいい」と言っているのです。
過半が「それ以外で・・・」といっているのに、「みんなも東武鉄道で日光に行こうって言ってるよ」と言いたくなってしまう、といった錯覚があります。
これが、入ってくる情報を、私たちが無意識に「削除」し、「歪曲」して受け入れ、出来事を「一般化」している部分です。
自分に必要のない情報や否定的な情報は「削除」してしまい、事実を「曲げて」とらえて、「みんなもそうだよ」という具合に「一般化」してしまおうとする姿勢です。
これは故意に悪気をもってされることもありますが、無意識にそう思い込んでしまうことなど、いくらでもあります。
我々の身の回りには様々な情報が飛び交っています。
特に、「みんなもそう言っているし・・・」というフレーズを聞いたら、「それって誰が言ってるの?」「みんなって誰?」と確認して聞いてみることも、有効かもしれませんね。
自分が人に言う場合も同じだと思います。
すると
「な~んだ、たった3人が言ってるだけなんだろ?」
「その人たちって本当に事情を知ってる人たちなの?」
「それって公衆トイレの落書きレベルのガセネタじゃん!」
なんていう話になることもあるでしょう。こういった情報には十分に注意したいと思います。
情報は、受け取り手のアンテナの張り方次第で、毒にも薬にもなるということだと思います。
- 「今までいろいろな心理学を学んだが実践できない!」
- 「潜在意識については知っているけど、使えない!」
- 「もっと自分らしく生きる世界がある筈だが、わからない」
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