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往来庵の菊地克仁です。
いつも私のメルマガをお読みいただき、どうもありがとうございます。
今回は、ある有名な芸能人の社会貢献活動から学ぶものがあったので、触れることにしました。彼は有名歌手であり俳優さんでもあります。
彼は長年に渡り、海外の恵まれない子供たちの支援のため、ボランティア活動をしていました。現地の小学校を訪れて、ノートや筆記用具、日本のお菓子などを配るなど、同じボランティアメンバーと一緒に、積極的に支援活動に参加していました。
あるとき、彼は現地の子供との何気ない会話から衝撃を受けます。
それは現地の子供に「何が欲しいの?」とたずねたときです。このとき、子供から意外な言葉が返ってきました。それは
「お父さんやお母さんが欲しい」
だったのです。
子供たちは両親を暴動で失ったり、親から捨てられたり…といった具合に、本当に社会的にも恵まれず、精神的にも豊かさとはほど遠い不遇の子供たちばかりだったのです。
彼はこの言葉を聞いて大きな衝撃を受け、建物の外に出て一人泣いたそうです。今までのようにプレゼントする行動以上に、自分には「本当にするべきことがあった」と気がついたそうです。彼はこうした子供たちの現状を目の当たりにして、ある提案をします。
「俺がキミたちのお父さんになる」と申し出たそうです。今、彼は数百名の現地の子供たちの里親になっています。
さて、ここからが本題です。
彼が、現地の子供たちに文房具やお菓子をプレゼントしていた時期、日本の中で「芸能人だから、どうせ売名行為でやっているんだろ…」と周りから誹謗中傷の目で見られるのが、本当にイヤで仕方がなかったそうです。
ところが「俺がキミらのお父さんになる」と宣言してから、「売名行為だと言う奴には、勝手に言わせておけばいい」という心境に変わったそうです。世間の風評など「もうどうでもいいよ」という気持ちに振り切れたそうです。
これがまさに
「本気の姿勢」
になったことによる変化だと思います。
「私がいいと思ったからやるけど、それが何か?」といった心境でしょう。本当に気持ちの振り切れた状態になると、人の目や評判など、まったく気にならなくなる典型的な事例だと思います。
以前と比べて、今では彼のこの本気の姿勢を見て、売名行為だと陰で揶揄する人は減っていると思います。
「私は○○をする人です!」
と言い切れる生き方があると思います。
一部の人は既にやっています。彼の実話から、「人生の目的地」を明確にした生き方から学ぶものはたくさんある、と改めて感じました。
なお、ここではこの芸能人が誰かと言うことには触れませんでしたが、ご興味のある方はこちらからご確認ください。https://style.nikkei.com/article/DGXMZO11862040Z10C17A1000000/
今回も最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。