往来庵の菊地克仁です。
いつも私のメルマガをお読みいただき、
どうもありがとうございます。
私たちは、
自分の身に起こったことに対して、
それは「良かった」
これは「悪かった」
というように、
そのものごとの良し悪しを
評価することがよくあります。
でも、
あなたの人生を長い目で見たとき、
「あの良かった経験を
味わったことで、
油断して
失敗しちゃった」
とか、
逆に、
「あの悪かったことが
よい経験になって、
今ここで、
それを活かして成功した」
といった具合に、
そのものごとが起きたときに感じた
良し悪しの評価と、
その後に引き寄せられた結果が
異なることがあると思います。
こういったことは、
「ものごとのとらえ方」
の話だと思っています。
極端に言えば、
私は、
「本来、ものごとには良いも悪いもない」
という風に考えています。
「良い・悪い」という考え方は、
そもそも「評価」を示す言葉です。
評価なんて、
環境が変われば、
すぐに変わってしまうものです。
例えば、
今は、
化石燃料をより多く使う方法を
たくさん知って、
行動している者が、
より多くの富を生み、
社会的にも評価される傾向にあります。
でも本当に、
「あと10年で、
地球の化石燃料がすべて枯渇する」
という事実がわかったら、
化石燃料を多く使い続ける者が
社会的に高い評価を受ける、
ということはなくなるでしょう。
このように、
社会の与える「評価」というものは、
環境の変化に伴って、
いくらでも変わってしまうものです。
話をもとに戻しましょう。
「ものごとには良いも悪いもない」
とは、
いったい何を言っているのでしょうか?
それは、
「良いか悪いか」という評価を
下す前に、
「ものごとの『意味』を考えよう!」
ということです。
「意味を考える」とは、
もっと具体的に言うと、
「それって、何のために起きたんだろう?」
と考えることです。
こういったとらえ方、
あなたはどう思われますか?
どんなことが起こったにしても、
こういう言葉で、
自分に問いかけるだけで、
その「評価」とか、
「誰カレのせい」
「社会や環境が悪い」
などということに、
全然、
思考の焦点が向かないことに
気がつくと思います。
そして、
そんなことの反対方向に、
つまり、
「未来に向かう自分」
に思考の焦点が向いていることに
気がつくと思います。
何かが起きたときに、
試しに、
この言葉を口に出してみると、
すぐに、
このことがわかります。
これが、
言葉の持つパワー
でもあります。
昔から日本で、
言葉が「言霊」と言われた所以です。
私たちは子供の頃から、
「良い・悪い」という
(社会的な)価値観を刷り込まれ、
かつ、
それが他者から評価される根拠として、
「自分がどう見られるか?」
「どう評価されるのか?」
などという問いの答えを探すように、
とても重要な基準として、
信じ込まされてきました。
でも、
ものごとの「良い・悪い」を決めるのは
自分であって、
他者ではありません。
さらに、
そう決める前に、
「その意味を自ら考える」という
思考の順番
があってもいいと思います。
すると、
起きたできごとに対する姿勢が、
「これって何のために起きたのだろう?」
「今ここで、
何を学べと言っているのだろう?」
という視点で、
見ることができるようなります。
「素直な心」とか、
「謙虚な気持ち」を持つことの
大切さは昔から言われますが、
こうした思考法が習慣化すると、
自然と「素直で謙虚」になり、
簡単に
「ものごとの意味を考える」
という意識の領域に
入ることができるようになります。
まさに、
「言葉には魂が宿る」という
「言霊」の世界だと思います。
今回も最後まで、
私のメルマガをお読みいただき、
どうもありがとうございました。
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