生き方

なぜ、大企業の働かない管理職が、日本の発展に寄与するのか?

往来庵の菊地克仁です。

いつも私のメルマガをお読みいただき、どうもありがとうございます。

私は仕事がら、大企業にお勤めの方々とお話をする機会があります。そんな中での話題です。

すべての大企業が…という話ではありませんが、「大企業病」と言われる伝染病があります。その中で、働かない管理職の存在がよく話題になります。例えば、

・新しい提案をされると、まず否定から入る。

・自分の減点を恐れて、未経験のことにはチャレンジしない。

・従来のやり方を踏襲したがり、新たな冒険は避ける。

・やたらプライドだけ高くて、評論だけで自分からは行動しない。

・成功したら自分の手柄、失敗したら部下のせい。

といった姿勢です。

こうした管理職の下で働いている若い人からの不平、不満、愚痴を聞く機会が多々あります。私も比較的大きな企業にいたことがあるので、その状況は大体想像がつきます。

こうしたとき、

私は逆のお話をすることにしています。

大企業の中間管理職の方、例えばある課長さんが若手の提案をすぐに受け入れ、「まずはやってみるか!」という姿勢だとします。

自社の組織力、資金力に任せて新しいことにチャレンジします。様子を見て「これはダメだな」と思ったらすぐにやめてリカバリーする、という姿勢です。

「新事業を10ヶ立ち上げて1ヶでも上手く行ったら大成功だよ!」といった姿勢かもしれません。失敗をマイナスと考えず「次へのチャンスの足掛かりになった」という発想です。

調子がよさそうならどんどん拡大路線を図ります。

こうした課長さんが大企業の中に大勢いたとしたら、日本中のベンチャー企業や中小企業は、たまったものではないと思いませんか?組織力、資金力、そして恐らく人財の点でも、かなわないかもしれないからです。

そういった状況にならないように、若手の斬新な提案を途中で止めてくれるのが、先ほど挙げたような大企業の働かない管理職の方々なのです。若手から出た新しいアイデアを、跡形も残さずに握りつぶしてくれる方もいます。

彼らは基本的に減点を恐れているので、新しいことへのチャレンジはしません。結果として減点もないため、組織の中では高評価につながる確率が上がります。

それは彼らの新たな出世につながるでしょう。するとやがて周りの部下に対しても、暗にそうした姿勢を強要するようになります。

これが、大企業病の蔓延です。

コロナ禍の中で労働環境は様々な課題を抱えているとは思いますが、私は労働者の流動性はこれから益々加速すると思っています。ただ残念なことに、ほとんどの大企業はこうした社員の流出に対して、抜本的な解決策を見出せていないのが現実だと思います。

だから大企業の優秀な人財から流出が始まります(既に始まっていますが)。

大企業にコストのかかるビジネスマナーを教えてもらい、その知識や経験を積んで彼らはベンチャー企業や中小企業に転職します。

つまり基礎的な社会人教育は大企業がして、本格的なビジネスや柔軟な発想はベンチャー企業や中小企業で活かしていくという一連の流れです。

今回話題にしているような大企業の働かない管理職の方々が、日本のベンチャー企業や中小企業の発展に大きく貢献してくれていることがわかると思います。

本当に世の中は上手くできているのです。

それぞれに「守るもの」があり、それぞれの「生き方」があると思います。

大企業にいる「働かない管理職」の方々の存在が、最終的には数々の中小企業の発展に寄与し、日本の国力を上げることに貢献しているのです。

働かない上司に文句を言う前に、

「自分の人生」を考えましょう。

そして国内だけでなくこれからの国際社会の中で、どうやって我々の価値を高めていくのか、よりよいものを次の世代にどうやって引き継ぐのか、ということが大切なテーマだと思っています。

今回も最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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