往来庵の菊地克仁です。誰にでもある「潜在能力」の引き出し方をお伝えしています。
いつも私のメルマガをお読みいただき、どうもありがとうございます。
先日、
「私、健康になりたいので、毎朝30分間、ジョギングしているんです!」
という方にお会いしました。この方は健康についての見識も深く、「日頃の運動が、如何に身体に良いか」ということについて、熱弁されました。
この方のお話をうかがいながら、私は「この方は、本当に今、健康なんだろうか?」という印象を持ちました(敢えて確認はしませんでしたが・・・)。
なぜなら、この方が口にしたセリフに「え?」と疑問を感じたからです。先ほどの、同じセリフに、その言葉の「前提」を( )書きで入れてみます。
A.「私、(足腰も痛いし、血圧も高いし、肝機能にも問題があるの。だから)健康になりたいので、毎朝30分間、ジョギングしてるんです。」
・・・だとしたら、あなたはどう思いますか?
逆に、
B.「私、(今、とっても健康なの、だから)健康になりたいので、毎朝30分間、ジョギングしてるんです。」
・・・この日本語、何か少しおかしくありませんか?
なぜ、そう感じるのでしょうか?それは・・・
言葉とその「前提」が少しズレているから
です。この場合、A.の表現の方が、あなたはしっくりすると思います。
そうなのです。「健康になりたいから・・・」の「前提」は、今の私は「健康とは真逆の状態にいる」ということなのです。
この「言葉の前提」が、その人の「思考」の部分です。
これは本人が意識できていないこともあります。
ナポレオン・ヒルが言うように「思考は現実化する」としたら、こんなセリフを毎日何回も何回も口に出している人は今後、どうなると思いますか?
「思考」=「言葉の前提」=「足腰が痛い、血圧も高いし、肝機能にも問題がある」
この言葉を頻繁に使っていると、この「健康でない状態」が現実化するでしょう(既に現実化しているかもしれません)。
とても皮肉なことですが、この方はこれからも具合の悪い状態が続くことでしょう。だから、ず~とこのセリフを言い続ける人になります。なぜなら、本当に健康になってしまったら、このセリフは言い続けることができなくなるからです。本末転倒の話です。
これがあなたの「深いところにある意識(潜在意識)」が、
あなたにすることです。
だから、
「前向きな言葉なら何でもいい!」
・・・ということではないのです。
「じゃあ、何て言えばいいんだよ!?」という質問が聞こえてきそうです。こんな言い方は如何でしょうか?
「私はもっと健康になるの。だから毎朝30分間のジョギングをしてるの!」
この言葉の「前提」は何ですか?
「今の私は健康です!」
ですよね?
逆に言えば、今、病気の人は、このセリフは絶対に口に出さないでしょう。「とにかくまずは健康になりたいの」というセリフの方が病人にはしっくりきますね。
「言葉」と「潜在意識」についていろいろ勉強していると、普段何気なく使っている言葉に隠されたパワーを感じます。だから、
「言葉を無神経に使っていると、とんでもないことになる!」
と実感します。昔の日本人はこのことを知っていたから、言葉のことを「言霊」と呼んだんですね。
「言葉には魂がある」
・・・その通りだと思います。そんなことをいつもお伝えしています。
今回も最後まで私のメルマガをお読みいただき、どうもありがとうございました。
◆ 先般出版した拙著「楽しく夢を叶える人のパワフルキーワードがここにある!」(Kindle出版)は、引き続きご提供させていただいております。是非こちらからご一読ください。 4つのプレゼントもご用意しています。https://www.amazon.co.jp/dp/B09RWTGMRR
◆ なお、もし少しでもご自分の「潜在能力の引き出し方」にご興味があれば、是非、以下の【無料動画セミナー】にご登録下さい。お役に立てると思います。有料セミナーでもお伝えできるような内容をご提供しています。
- 「今までいろいろな心理学を学んだが実践できない!」
- 「潜在意識については知っているけど、使えない!」
- 「もっと自分らしく生きる世界がある筈だが、わからない」
- 「私はこんなもんじゃない筈だ!」
- 「もっと新しい自分に変えていきたい!」
- 「もっと自分を好きになりたい!」
このような方を対象に、オンラインセミナーとオンラインorリアルの個別セッションの2ステップで、潜在能力を引き出す方法をお伝えします。
不器用な人でも2日間で
【成功体質】になれる体験セミナー
人間であれば誰もが持っている「自分だけの潜在能力」を引き出し、
1. ビジネスと私生活を両立しながら
2. 人間関係に悩むことなく
3. 目標や願望を実現できる
そんな“最高の人生”を送る方法とは?
※別途個人セッションを含むプログラムのため、ご参加いただける人数が限られています。興味がある方は、今すぐ席の確保をお願いいたします。