往来庵の菊地克仁です。
いつも私のメルマガをお読みいただき、
どうもありがとうございます。
あなたは年末年始に、
神社やお寺への参拝はされましたか？
今回のテーマは、
お賽銭箱の前で目をつぶって両手を合わせ、
そのとき、
「どんな言葉をかけましたか？」
ということです。
このときの言葉がけ次第で、
あなたの人生が大きく変わってしまう
ということを知っておいて欲しくて、
今回はこの話題に触れることにしました。
もしも、
「お金が貯まりますように！」
「幸運が舞い降りてきますように！」
「いい結婚相手が見つかりますように！」
「○○に無事合格しますように！」
「○○の具合がよくなりますように！」
という「お願いごと」をした場合、
あなたの「深いところにある意識」には、
それぞれ以下のような意味で、
その言葉が刷り込まれます。
「私にはお金がありません！」
「私は幸運とは縁が薄いです！」
「いい結婚相手に恵まれていません！」
「○○に合格することは難しいかも！」
「○○の具合が悪い！」
皮肉なことですが、
こんな言葉を投げかけていると、
「望んでいること」と真反対のことを、
ご自身の「深いところにある意識」に、
一生懸命に刷り込んでいることがわかります。
この深いところにある意識が「思考」です。
ナポレオン・ヒルの言葉通り、
「思考は現実化」
します。
この「思考」が深いところにあるから、
先程挙げたような言葉が、
両手を叩いた後で、
無意識のうちに言葉に出ているわけです。
「それがないから是非欲しいんです！」
とお願いしたい気持ちはよくわかりますが、
思考の悪循環を生む「負のスパイラル」に
入り込んでしまうだけです。
だからたとえば、
お金が貯まらないのでまた参拝のたびに
「お金が貯まりますように！」
とお願いする人になります。
逆に言えば、
この願いごとが言い続けられるような状態、
つまり、
「お金が欲しい！」という困窮状態が、
これからも続くということです。
そのことで、
この同じ願いごとを、言い続けることができるようになります。
これでは本末転倒ですね。
参拝するたびに、
「私にはお金がありません」とあなたの思考
に刷り込み続けて、
本当に「お金から寄ってくる人生」が、
始まると思いますか？
このあたりのことは、
拙著「楽しく夢を叶える人のパワフル
キーワードがここにある！」の
第5節「自分の望みを叶える言葉」でも
詳しく触れました。
ではあなたは、
何と言えばいいのでしょうか？
この例で言えば、
「私はいつも有意義にお金を使っています。本当にどうもありがとうございます。」
でいいのです。
あなたも他の人から、
参拝のときに、
「お願いごとなんて
するもんじゃない。
感謝の言葉をかけなさい！」
などと言われたことがありませんか。
実はその通りなのです。
この感謝の言葉を聞いたあなたの
「深いところにある意識」は、
自然と、
「あなたが感謝したくなるような状態」
をあなたの目の前に引き寄せてくるように
なります。
この深いところにある意識は、
「潜在意識」と呼ばれるものですが、
恒常性維持機能という
「今までの状態をそのまま維持したい」
という性質を持っています。
だから感謝の言葉を絶えずかけていると、
その状態を維持しようとし始めるのです。
あなたの周りにも、
感謝の言葉を、
笑顔を交えて平気で口にしている人
いませんか？
その方は、
一目見て「幸せそう」ではありませんか？
「幸せだから他にも感謝する余裕がある」
のではありません。
「惜しみなく感謝する人だから幸せになる」
のです。
今回は、
「え！？」という内容だったかもしれません。
せっかく神社やお寺を参拝する時期なので、
何気なく口から出る「言葉」と、
「深いところにある意識（潜在意識）」
との間に、
こういった「相互関係」がある
ということを、
知っておいていただけると嬉しいです。
是非あなたもこれから実践してみてください。
今回も私のメルマガを、
最後までお読みいただき、
どうもありがとうございました。
- 「今までいろいろな心理学を学んだが実践できない！」
- 「潜在意識については知っているけど、使えない！」
- 「もっと自分らしく生きる世界がある筈だが、わからない」
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