往来庵の菊地克仁です。
いつも私のメルマガをお読みいただき、
どうもありがとうございます。
先日、
約束の時間より早く着いた私は、
あるファストフード店に入りました。
熱いコーヒーをすすりながら、
時間を見て、
そろそろ店を出ようと思い、
店内を見渡したら、
正面に男性用トイレがありました。
行ってみると、
ドアノブに赤いマークが出ていて、
中に誰かが入っているようでした。
ラッキーなことに、
トイレの入口が
見える位置に座っていた私は、
本を読みながら、
時々トイレのドアに
目をやっていました。
中の人が出たら、
すぐに入ろうと思っていたのです。
ところが、
3分経っても6分経っても、
誰も出てくる気配がありません。
トイレを待つ身としては、
ちょっとイライラしてきました。
私の見間違いだったかと思い、
トイレのドアを、
もう一度見に行ったのですが、
同じようにドアノブの横に、
赤いマークがでていました。
試しにノックしてみると、
中からノックが返ってきました。
中に人がいることは確実です。
私が気がつく前から
入っているのですから、
「何でそんなに時間がかかるんだ?」
と思いながらも、
私はどうすることもできず、
「一体どんな奴が、店にひとつしかないトイレに、こんなに長居するんだ!?」
と少し怒りを覚えながら、
チラチラとトイレドアに
目をやりつつ、
紙コップの底に残った
冷めたコーヒーを
すすっていました。
ついにカチャと音がして、
トイレのドアが開きました。
そして中から中年の男性が
出てきました。
よく見ると、
片手で杖をついて、
ゆっくりと歩いています。
トイレのドアを閉めて、
歩いて移動するのも、
少し大変な様子でした。
狭い室内の
洋式の大小兼用トイレだったので、
いろいろと自由が利かず、
余計な時間が必要だったのかも
しれません。
店内にひとつしかないトイレを
長時間占有していることが、
本人も
気がかりだったかもしれません。
杖をついて出てきた、
彼のゆっくり歩く姿を見た私は、
先ほど、
「一体どんな奴が、
店内にひとつしかないトイレに、
こんなに長居するんだ?」
などと、
少しイライラしながら、
怒りを感じていた自分が、
恥ずかしくなりました。
このときの怒りは、
ほんのわずかとは言え、
完全な「私の思い込み」
から出た発想です。
今回は、
目の前で、
すぐにその答えがわかったので、
一方向からしか見ていなかった自分の「思い込み」
に気がつきました。
が、
こういった答えに結びつかないまま、
その「思い込み」が
「信じ込み」に、
変わってしまうことも、
世の中には多々あるだろうと
感じます。
まさに「同じ現象」を見ても、
人によって、
その受け取り方がまったく違うことがある
ということでしょう。
今回は、
何気なく入ったお店で、
120円で飲んだコーヒーと共に、
大きな学びがありました。
さらにそのお陰で、
このメルマガも書けました。
感謝の連続ですね…♬
今回も最後まで、
私のメルマガをお読みいただき、
どうもありがとうございました。
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