人間関係

「へへ、米国MBA試験、受けたら受かっちゃったんですけど・・・」という社員の末路

往来庵の菊地克仁です。誰にでもある「潜在能力」の引き出し方をお伝えしています。

いつも私のメルマガをお読みいただき、どうもありがとうございます。

今回は、ある知り合いの方と「優秀な働く女性」の話題になった際に、私が金融機関で勤めていたときのある「優秀」な若手女性社員のことを思い出したので、触れることにしました。

彼女は、

某国立大学(旧帝大)を首席で卒業した才女

でした。いわゆる「金時計」です。当時の金融機関には、こういう女性の方々がこぞって入社を希望した時代だったと聞いたことがあります。

彼女が勤続5~6年目ぐらいのときだたっと思いますがが、突然「ちょっといいですか?」と私のところにやってきました。私の直属の部下だったのです。

ニヤニヤしながら「ちょっとアメリカの大学院の留学試験受けてみたら、受かっちゃったんですよね~(そんな真剣に勉強したワケじゃないのに、私って優秀なんですよね~!)」という印象の言い方でした。そのときの笑顔の「どや顔」は今でも思い出します。

彼女は学生時代を、ず~と優等生で過ごしてきたのでしょう。

「成績の良い人は、特別待遇されて当然」

という考え方が当たり前になっていたのです。(有名国立大学の成績トップの卒業生が、みんなこういう人だということではありません。)

従って、会社から「そんな優秀な人財は、会社の費用で是非海外留学してもらって、MBAを取って帰ってきて欲しい」と、絶賛されると確信していたようでした。

私の上司に事情を説明したところ、即座に彼は「会社が求めた社員が留学試験に受かれば、それは喜んで行ってもらうが、そうでなければ勝手に行けばいい話だな」とアッサリとしたものでした。

これを直接その上司から聞いた彼女は、相当なショックを受けました。当然だと期待していた「特別待遇」も何もありません。

さらに、その上司は「そんなにアメリカのMBA欲しいなら、会社辞めて行けばいいんじゃないか!」と言い放ったそうです。

結局、その後、彼女はさっさと会社を辞めて、外資系の金融機関に転職しました。相当、自分のプライドが傷ついたようでした。上司から簡単に「会社、辞めてもいいぞ!」と言われたことで、自分が組織の中で全然重要視されていないという事実もわかり、ダブルショックを受けたようです。

彼女は、「こんなに優秀な私を有効に使えない会社なんて、辞めてやるわ!」と言わんばかりでした。

その後、不幸にも転職先の外資系金融機関が日本から撤退することになりました。その後の彼女の消息はわかりません。

彼女は「学校の成績優秀者=どこでも大切にされる人財」という視点でしか、組織や人間社会を見ていなかったのです。これは、テストやレポートの成績さえよければ、教授や学校関係者からチヤホヤされた学生時代の延長そのものです。

集団活動における「より良い人間関係」などという視点は、彼女はほとんど持ち合わせていませんでした。「そんなこと、私に関係ないでしょ」といった感覚でした。

周りは、そんな彼女のことをよく知っていたので、飲み会などに誘うこともなく、彼女自身もアフター5の社員仲間の情報交換などは、まったく関心がありませんでした。「同僚なんかと一緒に飲みに行っても、何も得るものないし時間の無駄でしょ」というある意味、とても合理的な発想です。

「彼女にとっても会社にとっても、短期間で結論が出て良かったね」という考え方もあるのかもしれませんが、私は他にいくらでも、お互いに納得できる「もっと良い方法」があったように思います。

この話は、今から30年近く前のものなので、彼女もその後、いろいろな社会勉強や人間関係の経験を積んできているだろうとは思います。今の私には、その後の彼女が、どんな人生を歩んだのかは知る由もありません。

「性格の歪んだ頭のいい人」とか、「プライドだけで生きている人」「知識をひけらかすだけの評論家」という人になっていなければいいと思います。

今回も最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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