いつも私のメルマガをお読みいただき、どうもありがとうございます。往来庵の菊地克仁です。誰にでもある「潜在能力」の引き出し方をお伝えしています。
現在私は、母の介護の関係で西荻窪の実家に住んでいます。毎朝、荻窪駅まで歩いて地下鉄丸の内線に乗り、赤坂見附で銀座線に乗り換えて、表参道のオフィスに通っています。荻窪駅は丸の内線の始発駅です。
先日の朝7時半ごろ、荻窪駅に着いた電車で寝たまま降りない20歳代後半と思しき女性がいました。終点でドアが開いてもまったく動く気配がなく、熟睡状態です。ちょうど乗り込んだ私の向かいの席でした。このまま寝ていれば、また折り返して、反対側の終点の池袋駅まで連れていかれてしまいます。
「起こしてやろうかなぁ、どうしようかなぁ…」と迷いましたが、彼女の席の前に行って、膝を軽く叩いて「終点の荻窪ですよ!」と声がけしました。
何度か声がけすると彼女は目を開けました。焦点の定まらないうつろな目でボ~としています。目が真っ赤でした。彼女は眼を細めて、車両の向かいの窓越しに、覗き込むように駅名を確認しました。次に、黙って携帯に目をやり、少しメールのチェックをしたかと思うと、また腕を組んで眠り始めました。まだお酒がだいぶ残っていることが明白でした。
それを見て、やっと私は、
本当に余計なことをしてしまった・・・
と気がつきました。
恐らく、彼女は朝まで徹夜で飲んだ後、「冷房の効いている安くて安全な寝床」として、丸の内線の座席を選んだのです。案の定、そのまま折り返して私の降りる赤坂見附駅までず~と同じ席で、腕を組んだまま熟睡していました。本当に、私は余計なおせっかいをしてしまったのです。
こちらが良かれと思ってやったことも、相手にとっては本当に良いことなのかどうかは、わからないことがあると痛感しました。「常識的な発想」とは、あくまで一定条件の下での限られた考え方の世界から生まれる話でしかありません。
世の中は、今回起きたように、これほどわかりやすく、すぐに事情が理解できるようなミスマッチばかりではないと思いますが、私にとっては朝から新鮮でいい学びでした。
今回も最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
- 「今までいろいろな心理学を学んだが実践できない!」
- 「潜在意識については知っているけど、使えない!」
- 「もっと自分らしく生きる世界がある筈だが、わからない」
- 「私はこんなもんじゃない筈だ!」
- 「もっと新しい自分に変えていきたい!」
- 「もっと自分を好きになりたい!」
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