往来庵の菊地克仁です。
いつも私のメルマガをお読みいただき、
どうもありがとうございます。
今回は、
拙著「楽しく夢を叶える人の
パワフルキーワードが
ここにある！」
の第4章から、
一部を抜粋してお伝えします。
夢を叶えられない言葉
- 「よく考えて、分析して、可能性を探らないと・・・ダメですよ。」
- 「それは、〇〇することができたらいいですね。」
- 「問題はうまく避けて通りたいですね。」
- 「〇〇しないようにしらたいいんじゃないですか？」
- 「一般的には〇〇と言われていますし、専門家も皆そう言っていますよ。」
- 「それをしたら、周りからこう見られてマズいんじゃないですか？」
- 「社会が悪いから、環境が悪いから、上層部がバカだから・・・」
- 「（自分以外の）だれかれが悪いから・・・」
それぞれについて説明します。
-
「よく考えて、分析して、可能性を探らないと・・・ダメですよ。」
-
「それは、〇〇することができたらいいですね。」
これらの言葉を使う人は、
一見すると、
思慮深く、
何となく
前向きな姿勢の持ち主に見えます。
ですが、
同時に、
周りの状況や他人の意見や反応、
外部からの評価を、
とても気にしていることも
わかります。
「行動する前に、
とにかく良く考えなくちゃ！」
という姿勢が強いので、
そのまま考えただけで、
何もしないこともあります。
実際には、
「自分がやらなかったこと」
に対する立派な言い訳などを
考えるのは、
お手のものです。
基本的には受け身の姿勢
なので、
真剣に前向きな姿勢の人には、
その強い部外者意識や、
評論家的な姿勢を、
見抜かれてしまうこともあります。
外見上は、
思慮深く、
頭脳明晰に見えることが
唯一のメリット
（と本人は考えている）
かもしれません。
自らは、
危険を冒してまで、
行動することはないため、
ほとんど何も生み出すことのない人
です。
それは当事者意識が低いので
当然かもしれません。
自ら手を下さずに
評論している方が、
自分の「失うもの」は少ない、
と信じていると思います。
-
「問題はうまく避けて通りたいですね。」
-
「〇〇しないようにしらたいいんじゃないですか？」
これらの言葉は、
「目的に向かって進む」
という姿勢ではなく、
生じるかもしれない将来の問題を、
如何にうまく回避するか、
ということを考えている人が使います。
もともと
「避けたい問題や望まないもの」
に焦点が当たっています。
いつの間にか問題が解決していくと、
なぜか不安になることもあります。
「問題を事前に見抜いたり、
人よりも早く問題を発見して
解決することが、
自分の存在意義を示すものだ！」
といった解釈を
持ち始めることもあります。
すると、
些末な問題まで、
重箱の隅をつつくように
探し出して満足する人に
なります。
「これから得られるもの」や
「望むもの」に焦点を当てる姿勢
とは対照的です。
-
「一般的には〇〇と言われていますし、専門家も皆そう言っていますよ。」
-
「それをしたら、周りからこう見られてマズいんじゃないですか？」
これらの言葉は、
そもそも自分の「意思」や「考え」、
「志」などといった視点はありません。
常に周囲の目や評価・評判を
気にして、
外部からの指示や、
周りからどう見られるか、
ということを気にして、
その評価を待つような姿勢です。
その評価や評判が良ければ
自分はOKという考え方です。
期待に反して
これらの反応が悪いと
落ち込みます。
この姿勢が強くなると、
「自分の価値は周囲の評価で決まる」
と考えるようになります。
たとえば上司から
「評価されたら価値ある人」
「評価されなければ価値のない人」
といった具合です。
周りに振り回されて
自分を見失うことになります。
多くのサラリーマンに見られる現象
かもしれません。
反対に、
自分の中にしっかりとした「軸」
があって、
「周囲の反応や評価は、
自分に対する情報として扱う」
といった姿勢とは
真逆のものです。
こうした受け身の姿勢が、
将来、
自分の夢を叶えるために
プラスになるのか、
マイナスになるのか、
ということは、
考えるまでもないことでしょう。
-
「社会が悪いから、環境が悪いから、上層部がバカだから・・・」
-
「（自分以外の）誰が悪い、ナニが悪い・・・」
これらの言葉は、
「常に自分は悪くない！」
という前提があります。
「自分の弱いところを
見せたくない！」
という心理が働いている
可能性もあります。
悪いのはあいつ、
周りの環境、
世間、
社会、
とにかくその原因は、
自分以外の何か、
という考え方です。
逆に言えば、
自分の身に何が起きても、
自分に非がないとする以上、
反省することもなく、
そこから学ぶものは何もない、
ということです。
自分自身を防衛するために
堅い殻に閉じこもって、
それ以上を求めず、
それで満足している人です。
さまざまな人がいるので、
どんな生き方を選んでも
自由だと思いますが、
ただここで、
ひとこと言えるのは、
こうした生き方は、
「自分の夢を叶えたい」
という方向には、
決して、
有効には働かない姿勢だ、
ということでしょう。
次は、
あなたの夢を叶える言葉です。
・・・この続きは、
次のメルマガで、
今回同様に、
拙著の一部を
抜粋してお伝え致します。
こういった「言葉と生き方」の
関係にご興味を持たれた方は、
拙著「楽しく夢を叶える人の
パワフルキーワードが
ここにある！」
で詳しく触れていますので、
ご確認ください。
Amazonですぐに検索できます。
今回も、
軽く2千字を超えてしまいました。
最後まで、
私のメルマガをお読みいただき、
どうもありがとうございました。
- 「今までいろいろな心理学を学んだが実践できない！」
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