いつもお読みいただき、どうもありがとうございます。
往来庵の菊地克仁です。
アフガニスタンで医師の中村哲氏が、ちょうど1年前の12月4日に殺害されました。
情けない話ですが、私は中村医師の崇高な「志」や、現地での様々な「功績」について、この事件が起こるまでまったく知りませんでした。
これだけの高い志と共に、アフガニスタンで活躍していた日本人がいたことを誇りに思うと共に、彼のことをまったく知らずにいた自分が恥ずかしくなりました。
中村医師が亡くなって本日で1年を迎えるにあたり、我々が忘れてはいけないことがあると思い、この話題に少し触れることにしました。
現地で中村医師の貫いた姿勢から、私は
「職業」と「仕事」の違い
について考えるようになりました。
例えば、ここにお医者さんがいるとしましょう。このお医者さんに以下の質問をしたとします。
あなた:「あなたの《ご職業》は何ですか?」
相手:「私の職業は医師です。内科の専門医をしています。」
あなた:「わかりました。では、あなたの《お仕事》は何ですか?」
相手:「だから内科医だって言ってるじゃないですか!」
という応答に普通はなりそうですね。
中村哲医師は、こうした質問に(私の勝手な想像ですが)次のように答えるのではないかと思っています。
「職業は医師です。私はこの地の人たちを健康にする仕事をしています。
私は医師という職業を通じて、彼らに必要なのは薬ではなく、新鮮で十分な食料だとわかりました。この乾いた大地を肥沃にすれば、食料が自給自足できるようになり健康な人が増えるでしょう。
私はそのためのサポート役ですよ!それが私の仕事です。」
「職業」と「仕事」は違います。
仕事を「目的」とすれば、職業はそのための「手段」でしかありません。
あなたが「何のためにその職業に就いているのですか?」と問われたとしましょう。
「生活のためですよ!」という答えがあっても、もちろん構わないと思います。
ただ、
「今の生活をすることが目的なのか」
「何らかの目的を満たすために今の生活をしているのか」
ということはとても大切なことだと思います。
それは似て非なるものです。
「今の状態に忙しく追われ続けるのか」、「将来の自分の姿を見据えて今を過ごしているのか」、と言うぐらいの大きな違いがそこにはあると思います。
「中村医師のような人が実際にいた」ということは、望むのであれば、
「我々もそうなることができる」
という可能性を秘めている、と考えていいと私は思っています。
私自身も、自分の中にある可能性を引き出すために日々の活動をしています。
同時に、その人自身が気づいていない可能性を引き出して、生きる目的を一緒に見つけ「自分らしい生き方」に邁進してもらいたいと考えています。そのサポート役が私の仕事です。
今回も最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
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