潜在意識

筆跡心理分析での失敗談

往来庵の菊地克仁です。

いつも私のメルマガをお読みいただき、
どうもありがとうございます。

先日、
あるメルマガ読者の方から、
私のやっている筆跡心理分析についても、
メルマガで少し触れてみては如何ですか?
とのお話をいただきました。

今回は、
私のところでお伝えしている
「潜在意識」「言葉」「個人特性」の中で
「個人特性」を知るときに活用している
筆跡心理分析について触れることにします。

だいぶ昔の話になりますが、
筆跡心理分析についての

「私の失敗談」をお伝えします。

 

ある方の講演会に
参加していたときのことです。

休憩時間に知らない女性が、
私のところにやって来ました。

「筆跡心理分析をされているって
聞いて来たのですが・・・」
と話し始めました。

私のことを知る方が、
偶然隣の席にいたそうです。

すると彼女はいきなり、

「私はもっと行動的な人間になりたいのですが、どんな字を書けばそうなれますか?」

と聞いてきました。

私はその場で以下のアドバイスしました。

「大きな字を書いている人で、行動的でない人はいないんですよ。だから『私は行動的な人』とつぶやきながら、意識して大きな字を書いてみてください。」

 

彼女は、
「よくわかりました!
それなら簡単ですね。
どうもありがとうございました。」
と笑顔で、
自分の席に戻っていきました。

 

その1ヶ月後に同じ方の公演会があり、
参加していた私のもとに、
1ヶ月前のこの女性が、
私を見つけてやってきました。

「先日はどうもありがとうございました。
お陰様でだいぶ行動的になれました。」
が第一声でした。

ここまでなら、
「ああ、よかったですね~!」
で終われる話だったのですが・・・。

彼女が、
「一つ質問してもいいですか?」
と聞いてきました。

「何でしょう?」と私が言うと、

「この字を大きく書くって、いつまで続ければいいんですか?」

と聞いてきたのです。

この言葉を耳にした私は、

「しまった!!」と直感しました。

私は彼女に、
本当に余計なことをしてしまったのです。

つまり、
このときになって初めて、
私のやってしまったアドバイスが、
大きな間違いだったということに、
気がつきました。

そこで私は確認するつもりで、
彼女に、
「行動的になって何かいいことあった?」
と聞きました。

「ええ、仕事仲間から行動的でよくなった
と言われるようになりました。」
というのが彼女の答えでした。

それを聞いて私は次に、
「自分が行動的になったことで、
嬉しかったり、
楽しかったり、
喜びを感じたりする?」
と聞きました。

すると彼女は首を傾げながら、
「嬉しいとか、
楽しいとか、
そういう感覚は特にありません・・・」
と言ってきました。

ここまで読んだあなたも、
すぐにお分かりになったと思います。

本当は彼女は、
本心から、

「行動的になりたかった」わけではなかった

のです。

ただ、

「仕事で行動的にならないとマズイ・・・」
「私はもっと行動的な姿勢になるべきだ!」
「周りから行動的な姿を期待されている!」

と考えていたのです。

だから大きな字を書くことで、
周囲の期待に応えるように
行動的な人を無意識に演じるように
なっただけだったのです。

本人にとっては、
それが多分苦痛だったのでしょう。

だから、
「いつまで続ければいいのですか?」
と私に聞いてきたワケです。

もしも本人の希望通りの「願い」が叶い、
楽しく充実した生活が始まったのであれば、
この質問はしない筈なのです。

本当に望みが叶ったのであれば、
「いつまでもこのまま続けたい!」
と思う筈だからです。

こういった深いところにある心理面に
当時の私は、
まったく気がついていませんでした。

単なる好意だけで、
軽率に対処してしまった自分の行動を、
深く反省するエピソードとして、
今でも思い出します。

そのことに気がついた私は、
その場で彼女に、
行動的になること以外に、
自分の中にある「個人特性」で、
もっと活かした方がいいものがある、
ということを具体的に説明しました。

彼女は当たり前すぎて、
自分の「個人特性」について、
ほとんど気がついていませんでした。

無理して行動的にならなくても、
「彼女らしさ」を活かせる道は、
他にもっとあったのです。

さらに私から、
これ以降は、
先日アドバイスしたことではあるけれども、
もう「大きな字を書くこと」を
やめるよう勧めました。

「本人の希望通り行動的になれたのだから、
それでいいじゃないか!」
・・・と思う方もいるかもしれませんが、
それは本人の、

「本来の姿」ではありません。

益々、
「ウソの自分を上手に演じること
のできるスキル」を、
私が与えてしまったようなものです。

この時のことは、
今でもよく思い出す私の失敗談です。

「この字のここを直して書けば、こんな自分に変われますよ!」

などと、
気楽にアドバイスをしてはいけないのです。

たとえ本人が、
そうなることを強く望んでいたとしても、

「偽りの自分」を演じるスキルを手に入れるだけで、まったく本人のためにはならない

ということがいくらでも起こり得る、
ということを学ぶチャンスとなりました。

 

「世の中から求められている」
「私は〇〇でなければならないから」
「周りからの期待に応えないと・・・」

といった具合に、
「本当の自分」とかけ離れた自分、
いわゆる、
「他からの評価」を気にかけながら、
「偽りの自分」を演じ続けることに、
無意識に慣れてしまうことがあります。

そしていつの間にか、
自分のことがわからなくなっていきます。

私はそんな状態になる方々を
世の中で、
今以上につくりたいとは思っていません。

私はむしろ、
そういった方々のように、
自分本来の道に迷い、
「本当の自分」を見つけたい!
と考える人のサポート役をするために、
今の仕事をしています。

この時のエピソードで、
「目先の軽率な親切心」が、
本当にその人のためになるとは限らない
ということを学びました。

私はこのスキルを、
決して出し惜しみしているのではなく、
たとえ愛情のある一言であっても、

その方の中に隠れている「可能性」を、逆に封じ込めてしまう可能性があること

に気がつきました。

今回は、
随分と昔の話になりましたが、
この時の「気づき」は、
今の仕事にも十分生かされています。

筆跡心理分析は、
私の本業の一部でもあったので、
つい夢中になってしまい、
またしても、
2千字を大きく超えてしまいました。

今回も最後までお読みいただき、
どうもありがとうございました。

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