人間関係

「これはミカンではありません。柿ですよ!」

いつも私のメルマガをお読みいただき、どうもありがとうございます。

往来庵の菊地克仁です。

今回は私のしている仕事について、少し触れることにしました。私は、誰にでもある潜在能力の引き出し方をお伝えしています。

あなたの中に隠れている「潜在能力」を引き出す道具が「3つ」あります。

ひとつは「潜在意識」、2つ目が「言葉」、3つ目は「個人特性」です。まずこれらの道具を「自分が持っている」ということを知ることがすべての基本です。どんな道具を持っているのかを知らなければ、使いようがありません。

「潜在意識」と「言葉」は誰でも同じように持っています。3つ目の「個人特性」は、その人だけのものです。どれもよくわかっていないために、使えていない人がたくさんいます。

この3つ目の道具である「個人特性」を見極めるのに、私は筆跡心理分析という実践心理学を使っています。簡単に言えば、筆跡を診て、その人の行動特性や思考のクセなどについて分析するものです。

ただ、こうした方法についてお伝えすると、「占いみたいですね」と言う方がいらっしゃいます。これは、その指摘が「当たったかハズレたか」という視点でとらえた表現です。

私は、いつも「これは占いではありませんよ」とお断りをしています。

そんな中、先日こうした私の言葉について、ある方からいつもと違う反応がありました。それは「占いの世界をけなすんですか?」と言うのです。ご自身が、占いの世界に強い関心をお持ちの方でした。

私は丁寧にそうではない旨をお伝えし、以下の例え話をしました。

ちょっと離れたところにオレンジ色の果物があるとしましょう。その色と形、大きさを見て、あなたが「これはミカンですね」と言いました。

そのとき、「いいえ、これはミカンではなく、柿ですよ。」と私が言いました。近くに寄ってよく見てみると、確かにそれは柿でした。

これは何でもない会話です。「これは柿ですよ」という一言には、「ミカンをけなす」という意味そのものが初めから含まれていません。

ではなぜ、先ほどの方は「けなされている」と感じたのでしょうか?

私の言葉を聞いて、この方は自分の信じる「占いの世界」を否定された、と感じたようです。こだわる世界の視点が少しズレていることがわかります。

私の社会人生活の中でも、これに似たような会話は、何度か経験してきたことがあります。自分の価値観に凝り固まって、他を排他的に見ていると、こうした表現が出やすい傾向があるようです。

その言葉から、勝手に「私の尊重しているものが軽視されている」と、自動的に受け取ってしまうのかもしれません。

ミカンと柿のような簡単な例え話で、ちょっと視点を変えるだけで、必要のない議論を避けることができます。これは、最初に挙げた2番目の道具である「言葉」を生かした方法でもあります。

言葉を、「議論の場で使う武器だ」という考え方もありますが、

「議論にならないようにするための道具だ」

という考え方もあると思います。

私は、こうした「3つの道具」の使い方を、受講生の方々にお伝えしています。今回も最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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