生き方

「食事」と言われたら、ビニール袋の菓子パンを探す子供

往来庵の菊地克仁です。
いつも私のメルマガをお読みいただき、
どうもありがとうございました。

先日、
行政で福祉関係のお仕事をされている方に
お会いして、
いろいろなお話をお伺いしました。

その中で私の知らなかった

「現実にある一部の子供たちの世界」

に触れることができました。

例えば、

・小学校の給食が「その日の唯一の食事」という子がいること

・箸の使い方を知らず、お箸を手で握って使う子

・食事と言えば、すぐにパンの入ったビニール袋を探す子

・一日中、年寄りや幼児(弟妹)の面倒を見て過ごしている子

 

他にも子供たちの悲惨さを物語る実話は、
今の日本にも多々あるようです。

こういう状況になる原因の多くは、
「親の育児放棄」にあるそうです。

親に、
育児放棄せざるを得ない何らかの原因が
あるのもしれません。

あるいは、
産むだけ産んでおいて、
親に育児をする気が全然ないのかも、
しれません。

「給食が唯一のご馳走」という子には、
担任の先生が、
他の生徒にわからないように、
下校の際に、
余ったパンをそっと渡してあげる、
などということもするそうです。

 

戦後の日本は、
「焼け野原からここまで経済発展した」
と言わてれします。

でも、
ここにあげたような「現代社会の現実」は、
戦後の動乱期と何ら変わらない状況です。

むしろ閉鎖的で情報が隠蔽されてしまい、
とてもわかりにくい状況になっているのが
現実のようです。

いつの時代でも、
社会のしわ寄せは「弱者」に、
つまり、
弱い立場の子供たちに向かうことは、
いつも同じです。

何らかの事件として世間に知れるのは、
ほんの氷山の一角なのだそうです。

 

こうした話題を、
この私のメルマガで取り上げても、
どうしようもないのですが・・・

現代社会の狭間で、
こうした子供たちの救いになるように、
真心を込めてご尽力されている
ボランティアを含め、
活動されている多くの方々がいる、
ということも事実だと思います。

私の知り合いからも、
ご自身の忙しい仕事の合間を縫って、
「子ども食堂」を、
始める計画のあるお話を、
お聞きしました。

東京から離れた地方都市です。

予算的には、
子供1食200円で、
1万円あれば50人分の食事が供給できる、
と言っていました。

「200円の食券」を壁に貼っておいて、
食事をしに来た子が、
その券をはがして出せばいいのです。
主催者はまったくの無料奉仕です。

この子供50人分の食事代、
我々が2~3人で飲みに行ったら、
あっという間に消えてしまう金額ですね。

この方のお話を聞いて、
今の資本主義社会では、
一部の人には当たり前となっている
「お金だけを追い続ける世界」
とは、

「まったく異なる価値観」を大切にする社会

が本当にあることを痛感させられました。

子供たちの素直な笑顔や、
食事でおなか一杯になることの喜び
笑い声に包まれた楽しい食事風景
みんなと食事中に会話の弾む時間
といったものは、
お金だけがあっても、

きっと満たされないもの

だと思います。

…とは言いつつも、
お金はいくらあっても困るものではない
ので、

とりあえず、
この話を聞いた今がチャンスとばかり、
50人の子供たちが、
笑顔で楽しい食事ができるよう、
僅かではありますが、
協力をさせていただきました。

こういったことが、
個人やボランティアの力だけに
頼るのではなく、

社会全体で、
解決に向かうことができたら、
もっともっといい社会になると
感じます。

20年もすれば、
彼らが、
この日本社会を担うようになるのです。

それまでに、
我々がしなければならないことは、
予想以上にあるように思います。

今回も最後までお読みいただき、
どうもありがとうございました。

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