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メダリストたちへの誹謗中傷からわかること

往来庵の菊地克仁です。

いつも私のメルマガをお読みいただき、どうもありがとうございます。

無事2020東京オリンピックが閉幕しました。数々の競技の中で、日本選手が表彰台に上がる場面を見ると、本当に嬉しくなり、心からお祝いしたい気持ちになりました。

そんな反面、彼らメダリストへの誹謗中傷が絶えないというニュースを耳にしました。こういった投稿は、必ず発信者が匿名であることがワンセットのようです。

自分の姿は見せず、責任追及されない処から、好き勝手に相手に矢を放つような姿勢です。発言者に責任がないという意味では、公衆便所の落書きと同じです。

私はこうした投稿内容を実際に目にしたことがないので、何とも言えないのですが・・・

という前提で、お伝えしたいと思います。

もしも今回の誹謗中傷が、成功者に対する「嫉妬」とか「やっかみ」から発するものだったとしましょう。こうした風潮は、今回のような事例に限ったことではないのかもしれません。

が、そういった感情を持って行動する方々は、必ずと言っていい程、

今「幸せな状態にはいない人」

と言えるでしょう。

なぜならば、相手の成功に嫉妬したり、やっかむ心の状態とは、そういった成功や幸福感

「心の底では否定している

ということになるからです。こうした姿勢は、本人も意識すらしていないこともあります。これが心の奥底にある無意識の「思考」です。

ナポレオンヒルの言葉通り、

「思考は現実化する」

のです。

こういった思考を持っている人は、(無意識のうちに)その思考の現実化に向けて、それを自分の人生で立証しようとします。もう既にしている可能性もあります。世の中、オモシロくないことばかりだ、と感じているかもしれません。

こういった方々が人生の中で、成功したり幸福感を味あうことは、今までもなかったもしれませんし、これからも決して味わうことはないでしょう。

なぜなら、自分が成功したり幸福な状態になってしまうと、今まで貫いてきた自分の「思考」そのものの否定になってしまうからです。まさにこれでは自己否定です。

「うまくいかない」という現実が継続することで、今まで自分で培ってきた「思考」が、正しいものとして強化されます。そしてその「思考に合った現実」を、次々と引き寄せるようになります。

そうした現実の積み重ねから生まれた「人生観」が、やがて自身の「信念」を形作ると考えられます。

こうした方々の人生の先には、「苦労と不快な世界の連続」以外は何もないのですが、残念ながら、こうした人生観を自分だけに留めず、周囲に毒をまき散らすようなこともします。

本当に「心の貧しい方々」です。

「類は友を呼ぶ」という言葉があるように、自然とそういう仲間が集まり、集団として大きな力を持つこともあります。こうなると「真実」よりも大切にしている「貧しい心とその信じ込み」をより強化して、より多くの人たちを毒することになります。

匿名による誹謗中傷は、その典型的な現象だと思います。彼らはこうした行為から、何らかの「歪んだ満足感」を得ていると想像できるからです。

とりあえず、彼らを非難するのではなく、こうした仲間に入らないことが肝要だと思います。非難すればするだけ、彼らの満足感を満たすだけです。

彼らの発する意見は、水の泡と同じですぐに消えてなくなりますが、言われた方の心には深い傷として残ることもあります。

誹謗中傷した本人も、地中に残った雑草の根っこのように、いつまでも彼らの心の中で生き続けます。そしてまた何かあると、ぴょこっと芽を出して、また別の誹謗中傷行為を続けることになります。

今回のようなオリンピックメダリストへの匿名による誹謗中傷の話題から、世の中には

「心の貧しい人たち」って本当にいるんだよなぁ・・・

と改めて意識するチャンスをいただきました。相手をたたえ合うアスリートたちとは、真反対の生き方だと感じました。

こういった大きなイベントで「祝福される側の人」が明確になると、「心の貧しい人たち」が、すぐにわかりやすい形にして自ら表現するものなんだな、とつくづく思いました。

今後、こういった方々がこれからの人生で、「本当の心の豊かさ」を知るチャンスに巡り逢うことができればいいなぁ・・・と心から願うばかりです。

最後に、京セラ創業者の稲盛和夫氏著「生き方」(P.39)にある文章を記して終わりたいと思います。

「世の中のことは思うようにはならない。私たちは人生で起こってくるさまざまな出来事について、ついそんなふうに見限ってしまうところがあります。けれどもそれは、「思った通りにならないのが人生だ」と考えているから、そのとおりの結果を呼び寄せているだけのことで、その限りでは、思うようにならない人生も、実はその人が思ったとおりになっていると言えます。」

今回も最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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