人間関係

なぜ学生時代の優等生が、社会でも通じるとは限らないのか?(その2/2)

往来庵の菊地克仁です。誰にでもある潜在能力の引き出し方をお伝えしています。

いつも私のメルマガをお読みいただき、どうもありがとうございます。

今回は前回と同タイトル(1/2)の続きです。

みなさんの学生時代に、優等生と言われた人が周りにいたと思います。私もいました。彼らの特徴はいくつもあると思いますが、私の記憶から、以下の3点ほどがすぐに思い浮かびます。

【優等生のAさん】

1.自分の得た知識を使って、自力で問題の解決策を探すことができる。

2.基本的に頭が良いので、他人の助けは必要としない。

3.勉強して得た新たな知識から、自ら結果を導き出す。

これらはどれをとっても素晴らしい能力です。この反対側にいる友達もいました。その特徴は以下の3つです。

【劣等生のBさん】

1.勉強せずに知識不足なので、他の人の力を借りないと解決策を探せない。

2.頭の良さよりも、人柄や人間的魅力に富むところがある。

3.一緒に遊ぶことが大好きで、実体験から知識を吸収する。

ここでは、「あなたはどっちでした?」なんて野暮なことは聞きません。この二人のケースを別の面から見てみます。

【優等生のAさん】

1.なんでも自分でできるので、人にモノを頼むことは不得手。

2.協力してみんなでやるより、自分の知識を活かして一人でやる方が早いと確信している。

3.自分一人でできることしかやりたいとは思わない。

【劣等生のBさん】

1.勉強不足で知識が足りず、その分、人に何かを頼むのは得意。

2.図書館通いよりも、楽しく人と関わることが好き。

3.目的が明確でないことには集中できない。

このように比べてみるとわかると思いますが、優等生のAさんは「個人プレーに強く、チームプレーは不得手」のようです。学生時代に、何でも自分一人でできる能力を持つ経験を積んできたためです。

ただし、当然ですが「自分の許容」を超えたときには、手の打ちようがなくなります。だから、自然と「自分でできないこと」はしなくなります。「できないなんて、プライドが許さない」なんてことで、初めからトライしないこともあるかもしれません。

それは、学生時代に「周りを巻き込んで、苦楽を共にしながら、一緒になってみんなで成し遂げる」といった思考や経験を養ってこなかったためです。(ここでは敢えて極端な例を挙げています。優等生でも、人間性溢れて協働作業が得意な人もいます。)

一方、Bさんはどうでしょうか?

勉強不足は、勉強すればいいだけで、いくらでも後から補えます。明確な目的やモチベーションが自分の中に生まれれば、進んでやるようになるでしょう。そもそも自分の許容を超えたことを、友達や周りの力を借りて今までもやってきているので、彼の可能性は無限にあることになります。つまり、

Bさんの方が、伸びシロが大きいのです。

さらに、Bさんは、優等生のAさんのような変な「プライド」がないので、興味のあることには、失敗を恐れずにチャレンジする姿勢なども持っているかもしれません。

これは例えば、学生時代に、

「今度、可愛い子ばっかりいる女子大とのコンパを企画しているんだけどさぁ、超VIP扱いで必ず招待するから、その代わりこのレポート書いてくれないかぁ・・・」

などと優等生に頼んで、何とか単位を取っているような大学生です。先生はこういう学生は好まないと思いますが、社会に出てから必要になる能力を、学生時代に身に付けて養っていると言えます。

「学生時代に必要とされる能力」と、「社会人に必要とされる能力」は違うのです。例えば、学生時代は「カンニングはダメ!」と言われ、社会に出てからは「成功事例に学べ!」と言われます。つまり、

「カンニングは恥じゃない!いいと思ったら堂々とパクれ!」

と言われるのと同じです。

こういったことを知らずに社会人になると、様々な困難に対して、必要以上に自分を責めてしまうことや、プライドがズタズタになるようなことも起こります。こうした基本的な社会的な基礎知識について、彼らが社会人になる前に、大学の先生が率先して学生に教えて欲しいものです。

が、先生がAさんのような優等生だった場合、現実的には、これはとても難しい課題になります。こうした矛盾する社会の現状に、私はとても大きなジレンマを感じます。学生時代の成績優秀者を、社会に出てからも、もっともっと能力を伸ばす方法は、いくらでもあると思います。

同テーマ(1/2)と(2/2)で、ここまでで合計3,300字を超えてしまいました。今回も最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

 

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