人間関係

バスを降りる子供の「何気ない一言」からの学び

往来庵の菊地克仁です。
いつも私のメルマガをお読みいただき、
どうもありがとうございます。

先日、
小学校3年生ぐらいの男の子が、
バスを降りるときに、
バスの降り口のところで、

「どうもありがとうございました。」

と運転手さんに言って
降りていきました。

その子にとっては、
「当たり前」、
「当然」、
といった堂々とした態度でした。

この言葉を聞いたバスの運転手さんも、
マイクを通して、
「は~い、
どうもありがとうございました。」
と返しました。

 

こうした自然な言葉のやり取りを
聞きながら、
私は、
とても暖かい微笑ましさを感じました。

いつものバス停で降りた私は、
「あの子供の言葉から、
なぜ暖かい雰囲気を感じたのだろう?」
と思い起こして、
考えながら家まで歩きました。

私たち大人は、
バスを降りるときに、
声を出して運転手さんに、
「どうもありがとうございました」
なんてお礼を言う人は、
ほとんどいないように思います。

乗るときにピっとやるだけで、
降りるときは、
ほとんど無言です。

バスの左前方から乗り、
降りるときは左側の中央から、
となるため、
降りるときは、
運転手さんと距離が離れている、
ということも、
声をかけない理由かもしれません。

私自身も、
観光バスの様に、
運転手さんの左横を通って、
前から乗り降りするとき以外は、

「そういえば運転手さんに、
お礼なんて言ったことないよなぁ」
ということに気がつきました。

家まで歩きながら、
「なぜ、
タクシーの運転手さんには言うのに、
バスでは言わないんだろう?」
と考えました。

「いいと感じたことなのに、
 なぜ自分はしないのか?」

「みんながしないことを
一人だけすると、
何かを失うと感じるから?」
「少し照れくさいから?」
「こんなことで目立ちたくないから?」
などと思いを巡らせました。

先ほどの子供のように、
なぜ、
運転手さんに、
口から感謝の言葉を出せないのか、
という疑問には、
結局は、
帰宅までに時間切れとなり、
わからずじまいになりました。

でも、
その後、
私はバスを降りる際に、
先ほどの男の子のマネをして、
必ず運転手さんに、
「どうもありがとうございました。」
と言うようになりました。

そして、
これを続けるうちに、
さらにあることに気がつきました。

運転手さんは、
ドアを閉めるチェックのために、
車内のバックミラーを見ながら、
乗客の降りる様子を
必ず運転席から見ています。

ということは、
降り際に、
独り言のように
漠然とお礼を言うのでななく、

車内のバックミラーに映る
運転手さんの顔をチラッと見て、
会釈と共にお礼の言葉をかける方が
いいことに気がつきました。

次からそうしようと
思っていましたが、
先日そのチャンスがありました。

ときどきしか、
バスに乗ることはないのですが、
子供が当たり前にしていたことに、
プラスアルファのアクションを
加えて、
私もすることにしました。

我が家の近くを通るバスの乗客が、
降りるときに、
必ず全員が、
運転手さんに向かって、
「どうもありがとうございました」
と言う人ばかりの街になったら、
本当にスバラシイだろうなぁ・・・
などと感じます。

自分がいいと思ったことは、
すぐに、
あなたも実行してみましょうね・・・♬

今回も最後まで、
私のメルマガをお読みいただき、
どうもありがとうございました。

 

 

 

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