株式会社往来庵の菊地克仁です。
いつも私のメルマガをお読みいただき
どうもありがとうございます。
今回のメルマガタイトルにある
この父親の言葉は、
以前お目にかかった
忙しいビジネスマンの方の口から
出た言葉です。
この方は本当に、
いろいろお仕事でお忙しいのでしょう。
ご自分のお子さんと遊ぶ時間も、
「忙しい仕事の一部」
「子育て義務の一部」
「よい父親を演じる一部」
という位置づけのようです。
「お父さんは毎日30分間、
きちんとキミと一緒に
遊んでるよな!」
という証明を得るために
子供と一緒に遊んでいるようです。
とても大きな勘違い
をしてしまっていることに、
父親である本人は、
全然気がついていません。
その「親のホンネ」を、
子供は直感的に気づいています。
「ああ、
お父さんはいつも忙しいから、
義務感で30分間、
僕と遊んでくれているんだな!」
「本当に一緒に楽しんでいるわけ
じゃないんだな!」
・・・ということを。
この父親は、
子供に、
ここまで見抜かれているという事実には
まったく気づかず、
子供に施した自分の時間配分の
「証拠固め」を、
せっせとしているようなものです。
例えば、
立場を代えて考えてみましょう。
あなたの大好きな女性(または男性)が、
「義務感」で、
あるいは、
「仕事の一部」として、
定期的にあなたと一緒に、
食事をしてくれているとしましょう。
それがわかったあなたは、
ホンネで、
その一緒にいる時間が、
嬉しいと思えるでしょうか?
それでも、
自分の大好きな女性(男性)なら、
「一緒にいてもらえるだけで嬉しい!」
という人も、
中にはいるかもしれませんね。
でもその関係は、
今後、
何ら発展することもない、
あくまで人為的に作られたもの、
つまり、
「義務感を形にしただけのモノ」
だとわかります。
話をもとに戻しましょう。
ここでの問題点は
子供は、
瞬間的に「そのホンネ」を感じ取っている
という事実を、
大人が知らなすぎる、
ということです。
大人は、
上手な言葉やジェスチャーを使って、
相手に、
自分のホンネとは別の内容を
伝えることができます。
「自分がホンネでどう思っているか」
などということは、
「相手には簡単には悟られない」
という自信とスキルを持っています。
仕事や普段の生活を通して、
こういったことを磨く訓練を、
日常的にしてきているからです。
でも、
子供のピュアな目
はストレートに、
大人のその言動の裏側にある
「本当の意味」を感じ取ります。
ただ、
多くの子供の場合、
親への「忖度」や「気遣い」、
あるいは、
「どうせ言ってもしょうがない」
という諦めの意識から、
本当のことは言わないものです。
お互いに、
「作り物の付き合い」
を始めるだけになります。
これが習慣化すると、
子供の人間形成の一部として、
こうした大人の
姿勢やものの考え方が、
子供に刷り込まれていきます。
その状態は、
「文句も言わない良い子」
とは少し違います。
ここまでの内容だと、
親が偽って子供に接しているような
指摘になりましたが、
実は、
「本当の自分」を
偽って見せているいるのは、
むしろ子供の方なのです。
騙されているのは親の方です。
深いところにある意識(潜在意識)
について学んでくると、
「ピュアな目で見ること」
のパワーや素晴しさを感じます。
我々大人は、
子供にホンネを見破られても
いいような「想い」や「姿勢」で、
「真心」をもって子供に接したい
ものです。
蛇足になりますが・・・
ここで言う子供の目を、
妻や夫、
彼女や彼氏、
部下や上司、
に代えても、
実は同じことかもしれませんね。
今回も
最後まで私のメルマガをお読みいただき、
どうもありがとうございました。
- 「今までいろいろな心理学を学んだが実践できない!」
- 「潜在意識については知っているけど、使えない!」
- 「もっと自分らしく生きる世界がある筈だが、わからない」
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