往来庵の菊地克仁です。
いつも私のメルマガをお読みいただき、
どうもありがとうございます。
突然ですが・・・、
あなたにも、
二度と思い出したくないような
「イヤな思い出」ありませんか？
それは強烈な印象と共に、
あなたの記憶に、
へばりついているかもしれません。
あるいは、
強烈過ぎて、
二度と思い出すことないように、
遠い記憶の世界に
封印してしまっているかも
しれません。
今回は、
そんな「イヤな思い出」を、
簡単に消す方法を
お伝えしたいと思います。
そういった記憶を消す方法の
ひとつとして、
ご記憶にとどめていただければ
いいと思います。
こういった方法は、
催眠による「ヒプノセラピー」や、
一定のワークを通して、
潜在意識に刺激を与える方法など、
たくさんありますが、
今回は、
この文章を読むだけで
簡単に、
こうした記憶を消す方法を
お伝えしたいと思います。
正確に言うと、
「記憶を消す」のとは
ちょっと違うのですが…。
まず最初に、
次の
2つのポイント
を知っておいてください。
◆ まず第一に、
「過去は変えられる」
ということです。
正確に言えば、
「過去に起きた出来事」
そのものは、
変えることはできません。
でも、
「その過去に起きた『出来事の解釈』は、いくらでも変えることができる」
ということです。
記憶は、
簡単に「書き換えること」ができます。
つまり、
解釈を変えて、
その記憶に「上書き」を
するのです。
だから、
正確に言うと、
「記憶を消す」のとは、
少し違います。
◆二番目は、
その解釈を変えるための
最も簡単な方法は、
「普段使っている言葉を変える」
ということです。
「本当にヒドイ目に逢ってさ～」
「あいつが余計なこと言うから…」
「何で自分だけが・・・」
と不平・不満・愚痴を言って、
憂さ晴らしをする人もいるでしょう。
では、
次のような問いかけに、
あなたはどう答えるかを
考えてみてください。
それは、
「その今の記憶を持ったまま、『それが起こる前』に戻れたとしたら、あなたはそのときどうしたと思う？」
という
「過去も現在も未来も無視」した
（時制を無視した）
不思議な質問です。
「え、そんなことができたら、事前にもっと確認していたよ！そうしたら、こんなイヤな思いしないで済んだし・・・」
とあなたは答えるかもしれません。
次に、
「それを学ぶために、そのイヤな経験が『今のあなたにとって必要なことだった』としたら、どう思う？」
という質問です。
まさにそれが、
今のあなたにとって、
その経験が
「必要な学び」
だった、
ということになります。
このように、
何が起きたとしても、
こういった質問で
自問自答する習慣がついてくると、
「自分以外の誰・カレが悪い」
とか、
「世の中が悪い」
「社会や環境が悪い」
という視点が、
あなたの頭の中から
ス～っと消えてなくなっていきます。
あなたの身に起こる出来事に対する
「とらえ方」が
変わってしまうのです。
こうした「言葉」で
自分に語り掛けることが、
あなたの身に起きた
すべての出来事に対する経験を、
あなたが生きていく上での「糧」とする方法
なのです。
だから、
先ほどの話に戻すと・・・、
「その思い出したくもない出来事」
を経験した後で、
「私はどこが変わっただろう？」
「私の人生のどこに役立っただろう？」
「将来の私のどこに役立つだろう？」
「私の学びは何だったのだろう？」
「この学びがどこで使えそうだろう？」
という質問を自分にしてみることです。
私は決して、
「イヤな思い出を考えずに、
とにかくポジティブに考えよう！」
などと言っているのではありません。
そんなことは、
恐らく誰にもできないことでしょう。
無理にやり続ければ、
精神的に辛くなるだけかもしれません。
「そんなこともできない私って、
本当にダメだ！」
なんていう考え方に
陥ることもあります。
ここで私がお伝えしたいのは、
感情を無理やり押し殺したり、
「どうあるべきか」を考えて行動する、
などという「べき論」ではなく、
「使う言葉」を変えて「とらえ方」を変え、その出来事の「意味づけ」も変えてしまいませんか？
と言っているだけです。
これを行うための前提が、
最初に示した2つポイントです。
一度、
上記のような質問に従って、
あなたの中にある実際の事例について
考え直してみてください。
すぐにこうした考え方の流れが
理解できると思います。
私はこれが、
言葉の持つパワーそのもの
だと思っています。
言葉のパワーを考えるとき、
古くから日本では言葉を「言霊」
と呼びましたが、
昔の日本人は、
こうした言葉の持つ本来のパワーを
既に知っていたのだと思います。
今回も最後まで、
私のメルマガをお読みいただき、
どうもありがとうございました。
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